2008年6月29日
第18回マルちゃん杯関東少年柔道大会(東京都)

小学生 団体
小川道場1回戦○3−0×専心館芝崎道場(栃木)
2回戦○5−0×亀有警察少年柔道(東京)
3回戦○4−0×結城少年柔道クラブ(茨城)
4回戦○1−0×川口市柔道連盟(埼玉)
5回戦○1−1×古賀塾(神奈川)
準々決勝×0−2○朝飛道場(神奈川)

小学生の部 第5位入賞
祝・平成20年度全日本選抜柔道大会出場
道場長総括
いやぁー、遂にと言うか、とうとうやってくれました。
先ずは、選手のご父兄さんにお疲れ様と有難うと言いたい。

小川道場3年目、そして本大会2回目の参加にしてこの全国大会に出場出来るとは正直思いもしなかった。
昨年は、初戦敗退で午前11時前には会場を去った。それが、今年は閉会式まで残れるとはね。
今年のメンバーは、先日の「第28回全国少年柔道大会神奈川県予選」の総評でも述べたが、当道場で一から帯をした柔道歴2〜3年目の子供達である。
その子供達が今年の県予選であと一歩のところまで登り詰めた。やはり、この経験が今大会への大きな自信になったのだろう。
また、6月頭に行われた「第5回全国小学生学年別柔道大会予選会」で、当道場から5年生の女子一人が県予選を勝ち抜き、全国大会への切符を手に入れた。
この事が先輩6年生達にも「俺たちも下の奴に負けていられるか!」といい意味での刺激を貰い、頑張れたのも一つの要因だったと思う。

ただ一つ言える事は、今回は「俺達が予選を勝ち抜き全国大会に出るんだ!」と言う気持ちが一丸となって成せた結果だと思う。

今大会は選手5名、補欠2名の構成となっているが、俺は子供達には誰が選手だとかは、試合当日まで伝えなかった。むしろ選手は7人全員で戦わせようと思い、全員には同じように試合に出る準備はしておくように伝えた。
7人の内訳は、6年生3名、5年生2名、4年生2名の計7名。
それは、全国大会までメンバー変更できないし、補欠になった選手が「俺はどうせ補欠だから」とモチベーションを下げさせたくなかったし、そう言った気持ちも持たせたくなかったからだ。
それに6年生以外は来年、再来年と続いていくから、今回選ばれなくとも大会の雰囲気や刺激はいい経験になるからね。
ただ、今回選ばれなかった選手のご父兄さんには会場まで応援に来て貰ったことが忍びなく思い、申し訳ないと言う気持ちで一杯です。

試合の方は、6年生3名、5年生1名、4年生1名の構成で望んだ。
正直、名門の道場は殆どが全員6年生が多い中、このメンバーを見ると毎試合、接戦は必至と覚悟は決めて望んだが、いいのか悪いのか(笑)予想通り、毎試合がどっちもどっちの接戦が続いた。
初戦は3-0、2回戦不戦勝ち、3回戦4-0、と大差はついたが、4回戦は1-0、5回戦の決定戦では、代表戦の末の勝利と全て厳しい内容だった。
決定後の準々決勝は朝飛道場に0-2と苦杯したが、決定後でも気持ちを緩めず引き締めて望み、結果、次に繋ぐべくいい内容で終わった。

決定戦までの接戦での勝ちは、子供達の日頃からの自主的な弛まぬ努力と「勝ちたい、成し遂げたい」と言う気持ちが育ち、また相手より全ての気持ちが勝っていた結果だと思った。

俺は試合当日、基本的に細かい技術的な指導は殆どしない。その場で対処出来るほどの器用さは、子供達には無理だと思うからね。
言っても日頃やっているのと少し違った場合ぐらいで、俺の作戦は気持ちの整理ぐらいかな。
やるのは、子供達=選手であり、俺はそのサポート役だからね。

だから、今回も試合前に言った事は、「お前らが出たい勝ちたいと言う気持ちが、相手より勝っていたら絶対に勝てる。
だから、絶対に気持ちでは負けるな!とにかく、全員攻め続ける柔道だけしろ!」と・・・。

当道場の応援幕には、「力必達」とある。これは、俺が柔道の選手時代に好きだった言葉であり、大学の同級生から道場設立時に記念で頂いた物だ。
もちろん、その言葉が俺の道場生の子供達に伝えたい部分でもあり、俺の求める強い心が育っていく上でも必要不可欠な部分でもある。
試合で、予選を突破した瞬間、7人全員が泣いて喜んでいた姿を見て、子供達にとって、とってもいい経験になったと思うし、成長したなとも思った。

子供達には一言、「有難う。そしてよく頑張った。」

さぁー、全国大会だ!目標大きく、日本一だ!!

打上げにて

 

2008年6月29日
第30回八王子市少年柔道優勝大会(東京都)


1年生の部優勝 おめでとう!

選手全員で