小川道場の活動報告


<2009年4月29日 宝生寺「火渡り祭り」>

道場長より
宝生寺「火渡り祭り」感想

 今日は多くの道場生が参加してくれた火渡り祭り。強化クラスの子が殆どだったのでもう少し一般クラスの子供も参加して欲しかったです。ただ、ゴールデンウィーク初日と言う事で仕方ないのかな・・・。
 それはともかく、昨年の節分に続き第2弾となった訳ですが、決して強要するわけでないですが、今回は子供達には数少なくなりつつある日本の伝統文化の一つでもある「火渡り行事」、こういった行事もあるんだと思って欲しいのと、(厄払いの意味もある)やはり私達の世代がこういった行事に積極的に参加し子供達にこういった日本の文化もあるんだと伝える役目だと思っている。七五三しかり、節分、雛祭り、こどもの日の鯉のぼりしかり・・・他の人がやっているからいいかな・・・とは思うのは否定はしないが、やはり自分の子供に教えるのは必要だと思う。子供達に口で言うのと実践とでは大きく違うと思うしね。
 特に仕事では、世の中実際に現地や現場に行って気付く事や見習うことなんか多いしね。それと、普段は道場で柔道衣を着て接することしかない子供達に柔道衣以外の姿で柔道会場以外で接し、柔道以外のイベント(共同作業)に参加し、それぞれが柔道以外での心の通じ合いをして欲しいのもふくまれている。
 やはり、これから目標を立てた団体戦を勝ち抜くには必要だし、個人戦では先に負けた場合は、勝ってる子のお手伝いや心から応援が出来る関係になって欲しい。そして、1番は今日の火渡りが子供達の心に残ってくれればいいなと思う日でした。

 また、今日は現場に出て一つ収穫がありました。前述のとおり現場に行って気付いた事でした。それは、宝生寺の裏山には竹がたくさんはえていました。そう、この季節は竹の子が一杯はえていました。それもちょうど目が出たての・・・
 私自身は、子供の頃、裏山に行って竹の子掘りをしていた経験があり、しょっちゅう自分のおかずを確保し取って来ました(笑)。
 そんな経験から「そうだ、子供達にはちょうどいい機会だ! 竹の子堀りをさせよう!」と、急遽火渡りまでの空き時間に子供達を裏山に引き連れて竹の子堀りを開始しました。余談ですが、私自身、30年ぶりの竹の子堀りにはワクワクしました(笑)。
 案の定、実際にはえている竹の子を見た事がない子が殆どでした。また、大きくなった竹の子はNGなのも知りませんでした。見つけ辛い、少し芽の出たはえ立ての竹の子を見付けるのは難しいみたいでした。私は直ぐに見付ける事が出来ますが、大人の方の中でも実際に取った事のない人はなかなか見つけ辛かったみたいでした。
 子供達にそれぞれわかれて見付けさせると、発見したらしくあちらこちらから「発見! こっちに来い!」と大きな声で言われ行くと、やはり大きく成長した竹の子でした(笑)
 ただ、暫くやっていくとコツを掴んだのかわかったらしく次々に見付け、それを掘り出したくさん集める事が出来ました。皆の数だけ確保したのでそれぞれが家に持って帰り、お母さんに竹の子料理をして貰うように、その際竹の子の皮を剥くとどうなってるか・・・、また自分で掘った竹の子の味はどんなものか・・・と、明後日の練習前までの宿題にしました。
 とてもいい経験が出来、来年は早めに集合して竹の子堀りもしようと思いました。

イエー!

結構急斜面で、竹にしがみ付いています!

険しい!

急で上がって来れず笑って誤魔化す??

戦利品です!

大僧正から道場生へお弁当を頂きました!


完食! ご馳走様でした

火渡り準備待ち・・・

毘沙門様のまえで座禅

子供達も興味津々

頑張って耐えてます?

火渡り会場準備待ち

さぁー、会場・・・

道場長、最後尾?

こんな感じです

いよいよ点火です

徐々に燃えてきました

かなり燃えている

かなり燃えている

この位置でも熱いです

ヤバクナイ? 顔が熱過ぎ!(笑)

鎮火・・・

さぁー、これから!

道場長先頭切る!

ゆっくり踏み締めるように歩け!と
大僧正からお叱りを受ける道場長・・・

苦笑いの道場長・・・

子供達が次々と渡っています!
一般参加者では先頭です!

渡っています!

走るなよ!

ゆっくり!

女の子も楽勝!

熱!

思いっ切り走ってます(笑)

渡り終え着替え大僧正の奥様にお礼のご挨拶・・・
「どうでしたか?」と感想聞かれました

いよいよ、戦利品の竹の子奪い合い!

手にしたのは・・・大きいのは硬いよ!

どれにしようかな?

チョットでかくない?

おっ? 知ってる?

見せ合っています


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