2010年7月4日(日)
第20回マルちゃん杯関東少年柔道大会 兼
平成22年度全日本選抜少年柔道大会予選(東京都) |
小学生の部 |
2回戦 | 小川道場 | ○4−0× | 毛呂道場(群馬県) |
3回戦 | 小川道場 | ○2−1× | 勇武館高宮道場(東京都) |
4回戦 | 小川道場 | ×1−2○ | 五十嵐道場(埼玉県) |
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無念…全国大会出場逃す |
中学生の部 |
2回戦 | 小川道場 | ○4−0× | 冨田道場(千葉県) |
3回戦 | 小川道場 | ×1−2○ | 板橋区立上板橋第三中学校(東京都) |
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初戦突破果たすも課題残す |
マルちゃん杯関東大会道場長総評
一昨年に念願の全国の切符を手にし昨年はそれを死守。3年連続出場目指して頑張って来たが遂に途絶えた…
昨年の全国メンバーを2人要しながらの敗退。非常に厳しい結果だった。正直、6年生には今年は頑張って欲しかった。
今年の6年生2人の4年生・5年生時は常に上級生の縁の下の力持ち的役割りで頑張って来た。そして今年はいよいよ
主役の年…と思っていただけにこの結果はとても残念である。2人を見て思った事は、もう少し勝負に対して貪欲に
戦って欲しかった。全国の切符を俺たちの手で手に入れる…と言う気持ちがもう少し欲しかった。決して勝利のみを
追求した勝利至上主義ではないが、戦い方次第では十分に狙えたと思う。技術的に見ても試合内容も決して悪くは
なかったが、余りにも試合を淡々とこなしていて人がいい(お人よし)戦いに見えた。これも今、流行の草食系なのか…
指導者として彼らにはハングリーな気持ちを育てきれなく非常に申し訳ないと思った。将来、先を見据えた指導方法で
はこの位が妥当だと思ったが今後大いに悩むところである。
それと、今年の6年生は2年生から私の元で1から柔道を始めた者である。小川道場が少年柔道を強化しようと強化
部を作った創成期の者達である。この学年の在籍数は多かったが、強化するにあたって最低限のレベルで付いて
来れず辞めていった子が殆どだった。残った2人が現6年生2人。辞めていく子が多い中、強化の手を緩めなかった
私に付いて来ただけに全国には行かせてあげたかった。試合後に見せた悔しい涙を決して忘れずにもっともっと
成長していって欲しい。私もこの悔しい気持ちを教訓に指導者として精進する。
5年生2人は負けたのに悔しさがまるで感じられない。正直、もう少し勝負に対する根性と仲間意識を持って欲しい。
何のための団体戦なのか? 気持ち的には先鋒の4年生の方が一歩も二歩も上だった。幸い低学年が順調に育って
来ているので、私としては5年生には危機感を持って精進して欲しい。残る3人には「この責任は来年奪い返す
ことだ。奪い返すことによって報われる」と厳しい注文を付けたが、その注文をしっかりと実行してくれるのは4年生
以下なのか…と、思える程、現況では気持ちの逞しさは低学年が勝っている。5年生が私の言葉をどう捕らえてくれた
かは火曜日からの練習態度で感じると思う。いい方向で感じさせてくれると期待する。過ぎた事はもうこれ以上言及し
ない。むしろ、今は来年の奪い返す目標が新たに1つ現れた。その新たな目標を頂いたと思って精進するしかない。
奪い取る事の大変さは現役時代を通じてよく分かっているつもりだ。はっきり言って今まで以上の努力が必要不可欠
なのは言うまでも無い。
中学部は初戦突破し、1つ上に駒を進めた。依然苦しい戦いを強いられているが、これからも1つ1つの積み重ね
しかないと思った。中学部は柔道に対しての考え方が年々心身とも良くなって来ている。中学生時代の難しい年頃
に柔道と出会った。この出会いを大切にして自覚し、やる気が芽生えて来ているので何ら問題にはしていない。
私の考えになるが、この時点で大事なのは結果はもちろんだが「一歩一歩前向きの考え方」がもっと大事である。
ここは急がば回れではないが、気持ちを育てる事の方に少し重点に置いている。中学部のご父兄様にはこの点を
十分にご理解を求める次第である。
小川道場も5年目に入り、昨今の子供達の頑張りでその頑張りを陰ながら支援して頂ける方々も増えて来た。環境
もより一層充実してきただけに子供達には思う存分私の元で修行して欲しい。
今日は徹夜で並んで席取りして観戦して頂いたご父兄様には応援お疲れ様でした。今日、1日観戦してそれぞれが
お感じになったのではないのでしょうか? また、私と共に出直しをしましょう(笑)。
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ウォーミングアップ。道場旗が見てるぞ! 頑張れ! |
一杉師範から試合に向けての説明を受けています |
試合の出番待ち 小学生と中学生は共に第2試合目からの出場となります |
試合まで2時間以上…それぞれリラックスタイムです |
女子の試合模様。女子は隣の小道場での試合となります |
おや? 何故女子を写すかは…そうです 今年より越境入学した莉佳子が選手として頑張っています! |
1年生ながら選ばれています |
黒帯相手に臆することなく攻めて抑え込んでいます。1本勝ち! |
帝京中学大将として頑張っています! アッパレ! |
・・・小学生の出番・・・ |
小学生の出番となりました |
さぁー、先頭を切るのは4年生! 6年生相手に大変だけど頑張れ! |
果敢に攻めてます! |
次鋒戦…5年生 |
抑え込んで1本 |
ご父兄様の応援は凄いです! |
中堅戦 |
副将戦 |
大将戦 |
初戦突破。好スタートを切りました |
・・・中学生の出番・・・ |
昨年は屈辱の初戦敗退 |
さぁー、頑張って行こう! |
この後、投げて決めて1本! |
次鋒戦、引き分け |
中堅戦、引き分け |
副将戦、投げて1本勝ち! |
大将戦、投げて1本勝ち!で、初戦突破! 昨年より1つ上に進みました |
おっ! ピースマンだ! 余裕? |
試合が迫り一杉師範から檄が飛びます |
いよいよ、3回戦 |
先鋒戦、6年生相手に苦しい戦いが続きます |
後半、投げて優勢勝ちで貴重な先取点 |
お前も行け!と6年生が檄を飛ばしています |
次鋒戦…5年生も厳しい戦いが強いられます |
中堅戦…次鋒戦同様厳しい戦いが強いられます |
6年生2人は自分の出番まで試合が決まらないように願っています |
副将戦、エンジン全開? |
大将戦、6年生としてしっかりと… |
締めて頂きました(笑) |
小学生の部は全国まであと2回。頑張れ! |
中学生の部3回戦。相手は全員黒帯 |
1年生の先鋒があっけなく投げられ次鋒戦…3年生同士 |
しかし、引き分け |
1年生の中堅もあっけなく抑え込まれ1本負けで後がなくなった 副将戦は1本勝ち出来るか… |
引き分けで勝負あり。来年は更に上を目指そう! |
中学生が終わる頃、小学生も後がない展開 6年生が技あり以上でないと負けが決まる展開。危うし… |
しかし、挽回出来ず。ここで全国の道が閉ざされた |
最後は攻めるも指導2止まり |
最後は礼をするも無念… |
道場長は当然お怒りモード ご父兄様も傍に寄れませんでした…怖ッ! |
写真のお弁当は大会当日の株式会社 雅(みやび)末広社長様からの
差し入れでした。末広社長とは私(道場長)と親交のあるお方です。
今回は選手に頑張れ!と言うお気持ちで特製弁当35個を下さいました。
選手と朝早くから並んで席を確保した選手のご父兄様に配らせて頂きました。
選手はあっ!と言う間に平らげました(笑)
どうも有難うございました。 by 道場長 |