平成22年度第53回神奈川県中学校柔道大会(全国予選)
平成22年7月28日(水)〜29日(木) 於.神奈川県立武道館

試合結果・団体戦(28日・水)
初の入賞

昨年の初戦負けからジャンプアップし初の8位入賞
2回戦茅ヶ崎第一中学校○4−0×横浜市立矢向中学校
3回戦茅ヶ崎第一中学校○2−2×横浜市六角橋中学校
準々決勝戦茅ヶ崎第一中学校×0−3○平塚市立浜岳中学校
関東決定戦第1回戦茅ヶ崎第一中学校×2−3○横浜市立鶴ヶ峯中学校

個人戦(29日・木)

左・-60kg第3位(朝飛道場門下生)と右・-50kg第2位(小川道場門下生)
道場長総評

 2009年4月から強化クラス中学部を発足させ今年で2年目を迎えた。昨年は経験の年で多くを学ぶ事が出来た。そして今年も多くの事を学び収穫もあった。
 現在の神奈川県における中学生のレベルがだいたいわかって来た。この神奈川県のレベルは全国でも上位に入るレベルだとわかっている。超激戦地区だがこの激戦地区で勝ち抜く事に意味があると思っている。成績の方は昨年、今年と負けはしたが負けて学んだ事は数多く、この2年は非常に有意義な内容だった。正直、上を目指して頑張ってる今が一番充実しているのかな…と、やりがいを感じる。
 試合会場は神奈川県立武道館。試合場内は熱気でかなり室温が高いと感じた。平均気温が上がっている事を考えれば空調施設は必要かと思うのだがどうなのだろうか? 全体を通して見ると中学生の子供達には体力的な負担をかなり強いられる状況下での戦いはかわいそうに思えた。
 試合の方だが先ずは団体戦から言うと、茅ヶ崎市立第一中学校として出場した小川道場門下生。その門下生の通う中学校には柔道部は存在しない。学校での立ち位置は柔道を好きでやっているから…と、その様な背景の中、今年の新人戦では4人チームながら湘南地区で初優勝。県では初のベスト8に入る健闘をみせた。
 今大会はその成績以上をと1年生を加えて5人で挑んだが、結果はベスト8入りだった。ただ、8位入賞チームの中でうち(第一中)以外の中学校には学校に柔道部があり、中には学校上げて柔道部をバックアップする学校がある状況の中、この成績は立派だと思う。
 今後はここまで来たらこのままのスタイルでもいいかな…とは思うが、柔道が中学校の必須科目となった現況を考えれば柔道部の存在は必要だと改めて感じさせられた。 個人戦では小川道場からは3人出場(内訳…3年生1人、2年生2人)で成績は3年生の-50kgが準優勝、2年生の-73kgと-90kgは共にベスト16と言う結果に終わった。
 3人それぞれ暑い中、団体戦と個人戦とよく頑張ったと思った。特に-50kgでは体格に恵まれず、関東・全国のないクラスでよく頑張った。練習中、大きい選手に投げ飛ばされ骨折等、怪我が多かったがよく耐えて頑張った。
 2年生は3年生に一歩及ばず、学年の差を感じたが、最後まで攻め抜く姿勢は来年に向けての大きな期待を持てた内容だった。来年は、中学ラストの年となるが、悔いのないような中学生活と柔道の両立をエンジョイ(楽しんで)して欲しい。
 最後に、個人戦での話になるが神奈川県上位に入賞する常連校の生徒で試合に負けて柔道衣を整えないまま(ダラッとした格好)しっかりと礼をしなかったり、投げられて負けても直ぐに立ち上がらなかったり…と、即ち柔道においての試合態度の悪い子を何人か見かけた。それも同じ中学校から複数であった。敢えてここでは校名はあげないが、試合後に先生のところに行きその態度に怒るのかと思いきや技術的な事を説明している姿を見て一体何を見て何を教えているのだろう?と怒りを覚えた。これが勝利至上主義の現状なのかとも改めて確認した次第であった。
by 道場長  
初日の団体戦から…

開会式です。会場はかなり暑いです

開会式終了後、剣道場にて待機です

一杉師範、今日は審判のお手伝いです。かなりグッタリ模様…

一応、風通しがいい所でした
いよいよ2回戦(シードで2回戦からの登場です)

先ずは礼からです

相手は全員黒帯…それもいい体型しています(笑)

先鋒戦…攻めきれず引き分け

次鋒戦…流れを引き込む1本勝ち

中堅戦…1年生での重役果たせるか?

う〜ん。学年差は大変

難しいか…

先行き不安ながら

何とか1本勝ち

副将戦…悪い流れを戻す内容

相手が大きいから…こうなりながらも

こうなりながらも

押さえ込みました。昨年は大変だっただけにこの1年は大きかった!

大将戦…相手は3年生の黒帯

攻めています

相手も応戦

互いに譲らず

この後、抑え込んで1本勝ち

4-0の大差で勝利。いい感じでスタート!

道場長もここに陣取っています!
3回戦

3回戦は朝飛道場の門下生が多い、六角橋中とです

先鋒戦…1年生相手にポイントを取って欲しかったが引き分け

戦いぶりに道場長…頭痛めてました(笑)

次鋒戦…ここは皮肉にも同門対決となりました
本人、胸中は複雑なはずです

この後、投げて1本勝ち。先ずは先手を取りました

中堅戦…1年生。顔が…魂が抜けています(笑)

何をやってるのかわかっていません

こんな感じでいいように遊ばれて押さえ込まれて1本
これで振りだしに戻りました

副将戦…相手は1年生。当然ここは決めにかかります

ガンガン攻めまくります

この後、1本勝ち。1点リード

大将戦…1本負けしなければ勝ちです

学年差は大きい

返され有効取られて負けたものの内容差で勝ちました
新人戦同様8強入り
準々決勝戦

準々決勝戦…4強いりに立ちはだかるのは浜岳中

先鋒戦…1本負け。力が違い過ぎました

次鋒戦…互いに譲らず引き分け

中堅戦は撮る間もなく1本負けとなり副将戦…臆することなく攻めます

かなり苦戦しています

互いに譲らず引き分け。いい試合でした

大将戦…力が違い過ぎました
相手は翌日超級で県のチャンピオンでした

0-3で敗退。残念。しかし、未だ関東大会の道は残っています

道場長から仕切りなおしの「喝!」が注入されました
関東代表校敗者復活戦1回戦

あと2回勝てば関東の代表校になれます。相手は鶴ヶ峰中です

先鋒戦…呆気なく1本負け。明らかに体格差負けで
何とかならない状態です

次鋒戦…1本勝ちで振りだしに戻ります

中堅戦…やはり今日は荷が重過ぎました
期待に応える事が出来ず優勢負け

副将戦…いい攻めをしましたが優勢負けとなり
ここでチームの負けが決まりました

大将戦…抑え込んで1本勝ち。時既に遅しでした

中学生団体戦の夏はここで終わりとなります

明日の個人戦が控えてる選手が4人
道場長より明日は頑張れ!と再び「喝!」が注入

表彰式。補欠として今日は縁の下の役割でした。ご苦労様!

神奈川県上位8校です

3年生が代表で受賞

柔道部がない中学校での受賞は他の学校とは違ったものです

一杉師範より今日の反省と明日への激励

引率の金沢先生と第一中学校の選手全員で…
先生、今日1日お疲れ様でした。明日も宜しくお願い致します
大会2日目…1夜開けて今日は個人戦です

-50kg級…団体戦では体重差でさっぱりだったけど今日は違います

水を得た魚です。1本勝ち

-90kg…昨年に続いての出場

今年の初戦は2年生同士となり1本勝ちでした

3回戦…第一シードの相手

学年差は大きい

何とか持ち堪えている感じです

向かっていってます

Time Up…負けました。残念

負けました。来年こそ…の試合内容でした

-73kgの出番は未だです

準々決勝戦…前半の攻めの評価で判定勝ちをおさめました

決勝戦…準決勝戦も旗判定で勝ちあがり決勝戦です。あと1つ

相手は1年生ながら試合巧者です

3年生…中学生最後の夏、慎重になり過ぎ、もう少し攻めろ!

終了間際、消極性を取られ指導3で敗退。消化不良な内容でした

呆然としています。ただ、よくこの3年間頑張りました
身体が小さく怪我が多かったですが最後の夏は見事でした