総評
4回戦で敗退となったが完全なガス欠状態だった。体重調整はしないで欲しいのだが今回はこれでわかってくれたと思う。逆によく4回も戦えたと感心した。
今後の柔道人生においていい勉強になったと思う。
体重区分が微妙な時に軽ければ勝てるといった方程式は存在しない。
その子その子の体格や将来性を見込んで指導に当たっているだけに上のクラスで出場して欲しかった。
予選から本戦まで2ヶ月間あるので成長期の子供達には難しい選択だと思う。この2ヶ月間は時々練習中にフラフラになる事があった。常々本人には体重がオーバーした時点で出場させないと言って来たが、それで余計にさせていたんだと反省している。
やはり私がもっと心を鬼にして黙っていて無理にでも体重増やして出場させなければよかったと思った。幼年から見ているだけに親心も入ってしまった。指導者として毅然とした態度で接するべきだと重ね重ね反省している。
今後はこの様なケースが発生した場合は成長期優先でいく事を伝えておく。
小学生のチャンピオンが世界やオリンピックチャンピオンになっているかと言うと実はそんなことはない。この年齢期は体重を考えずに柔道を楽しんで欲しいと思う。
そう言った意味では、今後はしっかりと体重を気にせずよく食べよく練習して欲しい。
これからは年頃となり体型を気にしだすとは思うが、ここは私の目から見て将来性に期待出来るので今迄どおり柔道にかけて欲しい。
|
|