小川道場活動報告

平成25年度第10回全国小学生学年別柔道大会
県予選兼ジュニア強化選手選考会
平成25年６月９日(日)　神奈川県武道館

各階級優勝者！

小川道場から神奈川県優勝者は、女子は昨年に続いて２名！男子は新たに２名増えました！！
選手左から４年生+45Kg級佐藤琉絢、男子５年生+45kg級関野恵太郎、女子６年生-45kg級瀬戸亜香音、女子５年生+40kg級平野友萌
なお、５年生以上は広島県で開催される第10回全国小学生学年別大会に出場

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各階級準優勝者

選手左から４年生男子+45kg級　岡健、６年生女子-45kg級　谷朱音
共に同門対決にて惜敗しました

第３位入賞者

選手左から男子６年生+50kg級　猪熊友海、４年生-45kg級　玉代勢将斗

道場長総評
　
　今年は小川道場から３名の全国大会出場者を輩出した。また、神奈川県優勝者（今大会）は新たに２名加わり、荒谷莉佳子（帝京高校１年生）、小川剛生、瀬戸亜香音（６年生）、平野友萌、関野恵太郎（５年生）、佐藤琉絢（４年生）の計６名となった。
　先ずは代表になった３名は全国大会出場おめでとう！
　６年生女子は昨年に続いての出場となり、昨年の雪辱を果たしてもらいたい。
　５年生の２人は本当によく頑張ったと思う。この学年は４年生までは７名近く在籍していた。低学年時に於いては他の道場を圧倒する力を持ちとても頼もしい学年だと思っていた。また、先の全国少年柔道大会で優勝したが、実は私的には今年は足がかりで来年が大本命だと感じていた。それが、低学年時に於いての強さが仇になったのか、私が「皆で手を取り合って自他共栄の精神で頑張って行こう！」と提唱したのにも関わらずお互い同士がライバル関係となり、未だ実績のない小川道場では全国大会は無理と判断したのか、はたまた隣の芝生は青く見えるなのかで他の道場に流れていったり、柔道を辞めたりといった経緯がある。小川道場に残ったのは今回の２名であった。
　その残った２名は力的に一番劣っていた。しかし、逆に５名が抜けた事で私や一杉師範の指導をより濃く受ける事が出来た恩恵もあった。そしてその指導に応えた結果が、先の全国少年柔道大会で花咲き、それが今回も続いて実ったと思う。私は今回の２人の勝利に「神様は平等」と改めて思った次第である。
　柔道はよき指導者のもとでやる事で成長する。たまに子供が勝手に強くなると勘違いしている親がいるが、そんな事は断じてない。また、自分の子を天才と称する親もいる(笑)。これ以上はレベルの低い話になるので控えさせてもらう(笑)。
　現在の少年柔道の指導に於いては、道場内でも先生がいるにも関わらず先生の前で柔道経験者・未経験者の親が熱心に自分の子供に教える姿を目にする。これが正しいか正しくないかは何を基準にするかで大きく変わってくるけれど少なくとも私は違うと感じる。
　とにかく言える事は、どの世界に於いても良き指導者に巡り合い、その指導者と良き信頼関係を構築する事が人生に於いての勝ち組だと思う。
　信頼関係は子供だけでなく親も含めてであり、信頼関係が築けないと結果は出ないと思う。今回は特に感じさせられた。
　代表の３名は私の教えである、勝ち負けに拘らずしっかり組んで投げる柔道を全国の場でも実戦して欲しい。
　健闘を祈る。

道場長　　
　