第36回 全国高等学校柔道選手権大会
於.日本武道館 2014年3月20日(木)〜21日(祝・金)

柔道の聖地「日本武道館」高校生の憧れの大会でもある

小川雄勢 大会初日個人戦 男子無差別級 優勝!

(初)小川道場から高校日本一誕生!
小川雄勢 大会2日目男子団体戦(修徳高校)優勝!!

個人戦と合せて2冠達成!!

試合当日、小川道場支援会相馬会長、今松夫様、(株)嘉穂 末廣社長、小川力様が応援に来られました
大会終了後試合会場にて記念撮影

道場長観戦記

 大会2日間を見て、本当に現実なのか?と夢を見ているようだった。私自身が高校時代、この大会は雲の上の大会だった。その大会で教え子でもある自分の息子がこのような成績を収める事が出来るとは夢にも思わなかった。大会直前、様子見兼ねて練習(投げ込み)相手を務めた。組んだ時に随分力を付けたとは感じていたが優勝まで出来るとは思わなかった。近年は国士舘、東海大付属校が小・中学校で優秀な成績を収めた選手をスカウトし集めた言わばエリート集団が優勝を分け合っていた時代が続いたが、今日で昨年のインターハイ(崇徳高校)に続いて国士舘高校、東海大付属高校以外の優勝となり一石を投じた結果となった。先ずは、修徳高校大森監督には心から「育てて頂き有難う。」そして「優勝おめでとう」と心からお礼を言いたい。
 現在、子供達を指導している立場として自身の経験から少年期からそんなに詰め込んでも意味がない・・・と言った持論を持ち柔道育成の在り方を模索しながら指導している。私の第一期生でもある雄勢には身体の成長に合わせた育成方法を行った。周りからはそんな悠長なことを言って…と雑音が聞こえて来たのだが、雑音になりつつあると思った瞬間であった。理想は高校生くらいで先頭集団の一角に居ればOK位にと思っていたが、まさかトップに躍り出るとは・・・。まだまだ発展途上な状態でトップ取るとはこの後がもっと楽しみであると思った。この話をこれ以上すると長くなるので端折るが詳細は筑波大学院在学中に作成した論文で発表しているので興味あるう方は読んで欲しいと思う(笑)。
 大会前雄勢には2つの事を伝えた。1つは「色々と思う事があるだろうが、一番強いって事を証明してやれ!」と伝えた。これは親父から息子への叱咤激励である。根拠は何もない。強い奴が証明出来るスポーツの世界ならではである(笑)。
 もう1つは修徳高校が大会前に東海大へ出稽古に帯同した時に私が康生(井上監督)と30分位道場で立ち話をした時の内容を伝えた。彼との思い出話もあった(笑)が、春高の話になると非常に興味深い話を聞けた。私自身がこの大会に経験がないため未知の領域だったが、彼の体験談を聞いて何となく見えて来た。康生自身がこの大会で「自分への挑戦」をテーマに挑み、この大会を勝つ事でかなりの手応えを掴んで成長した内容だった。その時の話を聞かせ雄勢自身が自分なりに考えた結果だと思った。
 これからも私の持っている経験値(ノウハウ)を彼がどこまで私と言う生き字引を利用するかだ。孫子の兵法ではないが、柔道にも幾つもの兵法があると思う。北京オリンピックでは石井慧が私に聞いて来て無事優勝している事から雄勢にもまだまだ教えられる事が山ほどある。これが出発と思って一生懸命精進して欲しい。
 莉佳子と諒太は未だ1年生。1年生でこの大会に出場出来た事に誇りを持って欲しい。(特に諒太は初の全国の舞台に立てた)今年は苦い経験だと思って夏のインハイを目指して欲しい。雄勢も昨年のインハイは個人戦では1回戦負けだった。その経験があって今回の事があるので精進して欲しい。自分の教え子がこの大会に出場するだけで私としては非常に喜ばしい事である。3人には小川道場支援会、小川道場門下生達がいつも応援している事を忘れず頑張って欲しいと思う。
 朝早くからのご声援誠に有難うございました。この場を借りて御礼申し上げます。
by 道場長  
初日20日は個人戦。出場した3人の小川道場OB&OGの本日の模様。

先ずは男子無差別級山梨県代表の井戸川諒太くん

初戦の相手は準優勝した天理高校の古田選手

敢え無く一本負け。未だ1年生、来年に向けて再チャレンジ!

次に女子無差別級東京都代表の荒谷莉佳子ちゃん

準決勝戦まで進むも赤白分かれる判定負けで惜敗。来年は頂点だ!

今回優勝した小川雄勢。試合前の予想にこたえて無差別級制覇

修徳高校大森監督とガッチリ握手
表彰式

先ずは女子


次に男子

初の日本一!
大会2日目は団体戦

修徳高校(雄勢)・・・昨日の個人戦と打って変わって団体戦。雰囲気がガラッと変わります

帝京高校(莉佳子)・・・今日は勝つも準々決勝戦で敗退となりました

準々決勝戦の天理戦は大将戦・・・
昨日の個人戦決勝と同じ顔合わせ

準決勝戦進出

準決勝の相手は広島県代表の崇徳高校
昨年のインハイのリベンジなるか・・・

いい形でバトンを渡し、大将同士

最後は技ありを奪い快勝

リベンジを果たし、いよいよ決勝へ
決勝戦前、部員全員で肩を組んで応援歌を歌います。
歌はこちら葛飾区亀有公園前派出所のエンディングソング♪〜
歌詞は亀有を舞台にし、選手達がその場でトレーニングした場所でもあります





応援歌の中、選手達が登場


どちらが勝っても初優勝のかかった決勝戦

注目集まる決勝戦。武道館のど真ん中で・・・

いよいよ

先鋒戦でリードしていい流れが出来ます

仲間達の頑張りでいい形で大将戦となり攻める雄勢

雄勢は初戦から大将。決勝戦も大将同士で決めました

素晴らしいチームワークで優勝しました!

中学時代から一緒だった仲間達に暖かく迎え入れられ
感極まっています

インタビューに答える雄勢(笑)

修徳応援団に向けてお礼の挨拶

大森監督の目頭が熱くなっています
長い間、本当にお疲れ様でした

仲間と分かち合います


胴上げ(笑)


記者にもう一度といせがまれ(笑)

応えた格好でもう一度(笑)

おめでとう!

表彰式

最優秀選手賞にも選ばれました

最後は応援に駆け付けた校長先生以下修徳高校関係者で・・・
※何故か優勝旗を持つ道場長(笑)
素晴らしい感動を有難うございました!  by 道場長

番外編


会場近辺の某場所にてプチ祝勝会・・・
大森監督おめでとうございました!
そしてお疲れ様でした!

プチ祝勝会終了後に選手全員で3冠の誓い。先ずは1冠!

2014年3月21日(祝・金) 新聞各紙

2020年東京オリンピック開催が決定したこともあり、近年にないマスコミの多さから注目度がうかがえました。
翌日の新聞各紙です。
(クリックで別ウインドウに拡大画像が開きます)

東京スポーツでの戦前予想です。結果的に予想は大当たりです(笑)

22日発売東京スポーツの表面と裏面(→)

日刊スポーツ紙

スポーツニッポン紙

サンケイスポーツ紙

一般紙にも・・・読売新聞

産経新聞

主催者でもある朝日新聞

22日(土) 朝刊各紙


朝日新聞

日刊スポーツ

読売新聞

スポーツニッポン

産経新聞

サンケイスポーツ

4月10日発売「ナンバー・4/24号」

<お祝いに届いたお花>


flower SHOPの「TAKE YOU」さまより

壮行会会場の「ホテルサンライフガーデン」さまより

これはしっかり見てください

ありがとうございます!

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