平成27年度
第49回神奈川県中学校総合体育大会
第58回神奈川県中学校柔道大会


日時:7月28、29日(火・水)
於:相模原市立総合体育館

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〜大会二日目・団体戦の部〜

ウォーミングアップ・開始式




女子団体戦
1回戦 あざみ野中


先鋒戦

内股一本勝ち! 好発進

中堅戦

内股で一本!

大将戦

抑えて一本勝ち!

3-0で初戦突破!
2回戦 西中原中


先鋒

中盤、うまく足技を使い優勢勝ち

中堅

しっかりと抑えて一本勝ち

大将

支えが決まり一本

3-0で準々決勝進出
準々決勝 六角橋中


先鋒戦

完璧な小外刈りが決まり一本勝ち!

中堅戦

何とか耐えて引き分けに持ち込みました

大将戦

攻め切って指導2で勝利!

2-0で準決勝進出
準決勝 金目中


先鋒戦、前日の決勝で対戦した相手です

攻め合います

終盤に小外刈りで技あり奪取! リベンジ達成です!

中堅戦

開始早々相手が頭から突っ込んで反則勝ち

大将戦

ここは決め手なく引き分け

2-0で勝利!
決勝 東橘中


先鋒戦

序盤に抑え込みました!

一本勝ち!

中堅、相手チームのエースです

なんとか耐えしのぎますが…

残り僅かで小内刈りにはまってしまい

技あり負け。。大将に託します

大将戦 引き分け以上で優勝という場面

両者一歩も引きさがりません

ここでブザー!! 優勝です! 全国大会出場!!!
申し訳ございません。。興奮しすぎて写真撮れませんでした…by指導員窪田

試合直後、応援してくださった門下生、ご父兄の方々に挨拶に行きました!
男子団体戦

2回戦 富士見中


先鋒戦

中盤足技にはまり一本負け

次鋒戦

技ありポイントを取り勝利

中堅戦

攻め合いましたが惜しくも優勢負け

副将戦

大事な場面をしっかり決めて一本勝ち
スコアタイに持ち込みます

大将戦

決め手なく引き分け 代表戦になります

代表戦は友海!

なんと秒殺の一本勝ち!

接戦を制し3回戦進出!
3回戦 神明中


先鋒

終盤技が決まり有効勝ち!

次鋒

両者引かず、引き分け

中堅戦

がっちり抑えて一本勝ち

副将戦

相手が一枚上手でした 一本負け

大将戦

開始早々一本負け。。

逆転負けで3回戦敗退
〜閉会式・表彰〜
個人戦


女子48kg級 二位

女子57kg級 三位

女子70kg級 二位

男子55kg級 二位
団体戦


賞状、カップ、優勝旗が手渡されます

参加者、応援の方々と

〜サービスショット〜

表彰式後のオフショット 道衣を脱いだらのほほんトリオです(笑)

総括

まず、優勝した女子団体の選手、本当におめでとう。茅ヶ崎第一中学ではもちろん、湘南地区からの団体戦全国出場は初の快挙です。本当に3人のチームワーク、団体戦としての持ち味を最大限に活かして勝ち取った優勝でした。前日の個人戦では苦汁を飲む結果でしたが、見事に立て直し、切り替えて団体戦に臨んでくれました。正直なところを言うと、また別の日にトーナメントを行えば、順位も結果も全く違う形になっているかもしれません。それほど拮抗した今年の神奈川県予選でした。しかし、逆に言えばどの中学が優勝してもおかしくない実力を持っていて、大会当日に照準を合わせ、快進撃の末、見事神奈川の頂点を手にした彼女たちは、本当に尊敬できる存在だと、指導員ながら感じました。
先鋒の朱音は、今まで全国の舞台を経験したことがありません。しかし、この3人のなかでは一番責任感が強いと言えます。他の中学校は三年生がいて、言わば学年落ちといった状況でした。そこに関して重点を置かず、むしろ強みにさえしてるのではともとれるような日々の稽古の取り組み方は、チームのなかで必要不可欠なエースの先鋒です。小学生まではなかなか活躍する場がなく、団体戦のレギュラーにもなれずどちらかというと表に出るような選手では決してありませんでした。しかし、朱音の持ち味は絶対に諦めない、しぶとくしつこく食らいつく精神が誰よりも強いところです。なので、一気に強くなったりはせずに、着実に確実に実力をつけていきました。その姿をみて、指導者としてはこの子にはどうしても結果を残してほしいと思っていましたが、それ以上に本人がその気持ちが強かったと思います。本当に気持ちの強い選手だな、と再確認しました。全国の舞台でも臆することなく、自分の柔道を全面に出してその名を知らしめてやろう!!
中堅の亜香音は、先鋒の朱音とは対称的に、小学生の頃から全国の舞台を経験し、神奈川県でもトップクラスを走ってきた選手です。しかし、中学に上がり、小学生の頃よりも勝つことが難しくなりなかなか思うような柔道ができずにもがいていた時期もあったと思います。現に、その気持ちは今でも片隅に残っていると思います。ですが、亜香音の強さは、小さい頃からの経験と実績による何よりも強い自信、これが亜香音を強くする大きな原動力だと言えます。そして更に、団体戦のうえで自分のやるべきことをしっかりと理解し、それをやり切り、仲間を信じてチームとしての最高の形を作ろうという強い気持ちがあります。中堅としてチームには大きな存在です。今大会も、亜香音が踏ん張ってくれたことでチームが救われた場面が多くありました。全国大会では、その経験と自信で、更なる高みを目指していこう!
大将の友萌は、一年生ながら大将の仕事をきっちりとこなしてくれました。友萌は、時期的にはとても難しいときで、周りも中学生の力になっていく選手とそうでない選手の差が大きく出る時期です。小学生の頃は、個人戦の全国大会で準優勝を果たし、正真正銘のエースでした。中学にあがり、通用しないことに、今現在も悩んでいると思います。しかし、友萌の一番の強みは、最高の先輩が最高の形で大将まで繋いでくれる、そういった団体戦での良い部分を全面に受けて試合に臨めるということです。それによって、友萌が悩んでいる部分や、個人戦ではなかなかうまくいかないような場面でも、友萌の良さを存分に発揮できるのだと思います。前の二人が最高の形で繋ぎ、その形を大将友萌がしっかりと繋ぎきる。本当にこれ以上ない素晴らしいチームです。
この3人は、全国の舞台でもトップを狙える実力を兼ね備えています。それを彼女たちが理解しているしていないではなく、間違いなく今までやってきたことを出し切ってくれると確信しています。しかし、まだ一、二年生での構成チーム、挑戦者の気持ちを忘れず思い切った柔道をしていってもらいたいです。全国・関東まで残りの期間をしっかりと取り組んでいきましょう!

個人戦、男女ともに悔いの残る結果になりました。本当に僅差、指導ひとつの差で全国を逃してしまうような試合が目立ちました。本当に悔しいです。いっそのこと思いきり投げられたほうが良かったかもしれません。三年生の悠樹は、この大会に懸けていた思いが強かっだけに、余計にやりきれない気持ちになったことでしょう。中学三年生になり、徐々に責任感が強くなり、道場全体を引っ張っていってくれる大きな存在になっていきました。新人戦では初の神奈川県チャンピオンになり、夏の中体連のプレッシャーも本人は誰よりも感じていたと思います。しかし、決勝戦で負けたことによって、本人の中学生柔道が終わった訳ではありませんし、柔道を続けるのであればこれを良い経験として次に繋げることが今の最優先のことです。悔しい気持ちを、関東大会に全てぶつけるようなそんな試合展開をしていってほしいと思います。
悠樹だけでなく、この大会へ懸ける思いは皆が強かったと思います。良い結果悪い結果を、今後どのように繋げていくかがこれからの鍵となってきます。ここを1つのターニングポイントとし、また更に高みを目指せる選手が一人でも多く出てこれるように、選手指導員一丸となって取り組んでいきます。
関東、全国大会出場選手は残りの期間を一分一秒大切にして、1つでも上に勝ち上がれるよう頑張っていきましょう。

今大会を運営するにあたってご尽力頂いた先生方、並びに選手ひとりひとりを心から応援してくださった保護者、関係者の方々にはこの場をお借りして感謝申し上げます。


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